【フルレンジ】ウッドコーン バスレフスピーカーの製作【一発】

2021年4月30日金曜日

DIY オーディオ 自作スピーカー

t f B! P L

 

DCU-F101W2

こんにちは。tsuboです。

年度末進行、GW進行のデスマーチが何とか終わって、やっとひと段落。
サラリーマン戦士の休息が訪れました。

ご同業の方にはご理解いただけると思いますが、IT企業のSEにとって、GWや夏休みなどの長い休暇は、作業が間に合わないときのバッファだったりします。

各チームの作業進捗や外部要因で、状況が二転三転するために直前まで休める?休めない?がわからないことが多いです。長期休暇前にはこんな会話が繰り返される。

  • 家族:「もうすぐGWだけど、お休みできる?予定立てられる?」
  • 自分:「えー、2週間以上先の未来なんて予定立てられない」 
  • 家族:「なんだとぅ!怒」

今回はギリギリセーフ。

さて、ネタもないので、過去に作ったバスレフスピーカーについて、自分の備忘録としてまとめておこうと思います。

はじめに

このスピーカーは2017年のGW頃に作って、今に至ります。
あまり製作中の写真などはないのですが、メインのスピーカーとして使ってます。

なんかウッドコーンってカッコイイな!

なんかカッコイイ。ウッドコーン。
というわけでスピーカーユニットPARC AudioDCU-F101W2 を選定。
1ユニット7,000円くらい。左右つくるので当然2つ必要です。


8cmなので2~3Lくらいのエンクロージャーで作ります。PCの横に置くので、あまり大きなものつくれません。

スピーカーユニットの能率が82dbと低いため、私の使っている、ぺるけ氏設計のミニワッター6n6p全段差動真空管アンプでは、音量はどうかな?と思ったのですが...

結論から書いてしまうと、PCとつないだ、ニアフィールドリスニング環境において、スピーカーから1m以内で通常の音量で聴く分には私には十分満足のいくものでした。
※感じ方は人それぞれなので、あくまで「私には」です。

設計しよう

男は黙ってフルレンジ一発! いや男じゃなくても漢じゃなくてもいいんですけどね。

いつも(?)はエンクロージャー設計支援ソフトspedを使って設計したりするのですが、今回は商品ページにある推奨キャビネット(2.4L)を作ることにします。
ただ、そのままだと見た目のバランス的にユニットの位置が気になったので少し上方に配置しました。

木取図はもでりんV3で作ります。穴あけ位置などはLibreOffice Drawで作ります。
図面
図面


製作しよう

木材選定・加工

エンクロージャーの材料として、今回はフィンランドバーチ合板 15mmを選定。

木材購入、カット・穴あけを地元横浜の米屋材木店さんにお願いしました。

店頭にはスワンなどのスピーカーも飾れられいますが、材木屋さんです。

非常に高精度な加工をしていただき、受取に伺った際には「仮組みして確認もしてあります」とおっしゃっていました。ありがとうございます!!


組み立て

組み立て。と言っても、加工はほぼ済んでいるので、ユニット穴裏面にザグリを入れたくらいです。あとは、内面にはフェルトのような何かを張り付けています。

ネジ穴は、鬼目ナットを埋め込んであります。

組み立てたエンクロージャー
組み立てたエンクロージャー

組み立てたエンクロージャー
組み立てたエンクロージャー

バスレフポートも市販の物を購入しました。コイズミ無線で購入したような。

塗装は毎回面倒な割にうまく出来ず・・・

着色後に、ウレタンニスを塗って、サンドペーパーで整えてを5回以上繰り返し、最後にコンパウンドで磨きました。

塗装前+TU-870
塗装前の仮組み+TU-870(6BM8)で試聴

塗装後のエンクロージャー
塗装後。木目が全く生かせてない‥‥


試聴と調整してみる

試聴すると、8cmのユニットですが低音がよく出ています。高音も耳につく感じはなくキレイに鳴っています。

鳴らし始めてしばらくの間はは落ち着かない感じでしたが、エージングしながら吸音材を詰めたり抜いたりしていくうちにイイ感じになりました。

上の方でも書いた通り、聴く音楽のジャンルにもよるかもしれませんが、小音量~通常の音量、ニアフィールドリスニング環境で一人で楽しむ分においては、8cmの小径による綺麗な中高音と意外とよく出る低音に満足です。


今ではお気に入りのスピーカーになってます。

おわり


自己紹介

IT業界でSEやってます。 写真撮ったり電子工作したり車を愛でたり。
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