こんにちは。tsuboです。
暑いです。暑い・暑い・暑い・ア・ツ・イ
近頃、下唇が荒れて皮がボロボロ剥けたり割れたりしているので、胃腸でも悪いのかな?なんて思っていましたが、何のことはない。たぶんずーっとマスクしてるから擦れてるんだと思われます。 マスクも暑い! でもしょうがない。
そんなことはさておき、ちょっと前から色々と部屋の片付けをしながら奥様と討議していたのですが、カラーボックスをたくさん並べて、その中に箱を入れて片付けてしまったらスッキリするのではないかと思いはじめました。
カラーボックスを選ぶ
では早速ためしに1つカラーボックスを購入してみよう!と思って色々調べた結果、有害物質とかホルムアルデヒドの放出量が気になりました。まぁ、合板ですし、木クズ?を接着剤で固めて作ってるんだから色々出るよね。
1つ2つならいいのですが、沢山並べるとなると大丈夫かな?と考えてしまいました。
ためしに1つ、お値段以上なお店でカラーボックスを購入してみましたが臭いが気になり組み立てに至りませんでした・・・ 返品も面倒なのでそのうち使います。
同じような寸法の棚を設計してみる
だったら、自分で作ってみればいいんじゃない?的な安易な発想で図面書いてみました。
互換棚の設計
いつもはもでりんV3を使っていますが、今回はもでりんクラウドを使ってみます。
もでりんV3まではゼットソーのソーガイドを購入するとライセンスが付いてきますが、もでりんクラウドは、ユーザー登録するだけで使えます。
私が過去に購入したソーガイドはこちらです。今はもう少し種類が出ているようです。
図面はこんな感じです。
材料はワンバイフォー(1x4)、ワンバイワン(1x1)を使って安く上げます。
図面 |
出来上がりの予想図 |
使ってみてから分かったこと。もでりんクラウドからV3用データをエクスポートすることはできない・・・。もでりんV3→もでりんクラウドへのインポートはできます。
ゼットソーさん、エクスポートしたいです!!
材料
木取り図はこんな感じです。
101(7)と書いてある板は101(6)をもう1枚とって自分で半分に切りますが、木取り図上で表現できませんでした。
木取り図 |
- ホームセンターで1x4 6F SFP材 が6枚、1x1 3F SFP材が2本
1x4はホームセンターでカットしてもらい、1x1は自分でカット。10カット無料券を使って消費税込み2300円ちょっとでした。 - スリムビス35mmと45mm(いずれも半ネジ)
- 木ダボ 8mm径 30mm 800円弱
- 木工ボンド タイトボンド3(写真左側) 。食品への間接的な接触使用がFDA(アメリカ食品医薬品局)で認可されているボンドとのこと。乾くのも早くて便利です。
リンク
タイトボンド3(左) |
製作
新たな道具
今回、ワンバイを初めて使いましたが、便利な定規がありました。
ツーバイフォー定規 |
こんな感じで使います。
おー便利!
定規の使い方 |
定規の使い方 |
部品作り
棚板を作る
棚板材料 |
今回はダボ継ぎに挑戦します。
木ダボ 8mm |
直径8mm 長さ30㎜の木ダボを使います。
ツーバイフォー定規を使って、穴あけ位置を決め、8㎜のドリルで18mmくらいの深さの穴を開けます。
穴を開けたら、マーキングポンチを入れて、と
ダボ用マーキングポンチ |
つなげる相手側の板と位置合わせをして、
ゴムのハンマーなどで叩いてマーキングします。
マーキング完了 |
後は、この位置に同じように8mm径で深さ16mm~18mmの穴をあけ、木ダボを差し込み、ボンドを塗って、オープンタイムに従ってちょっと放置して繋げます。
ハタガネを使って圧着させるのですが、しょせん素人がダボ継ぎしているので、このようにちょっと上下にずれてしまいます。
なので、1枚のキレイな板になるように、面に対しても圧力を掛けます。
面に対しても圧を掛ける |
こんな感じで3枚繋げると、1枚の棚板が出来上がります!
これを4枚作ります。
ハタガネやクランプが沢山あったらまとめて作れるのですが、私は1枚ずつしか作れませんでした。
側板を作る
同じような感じで図面に合わせて側板を作ります。
ちょっと長いので、ダボ継ぎが結構大変でした。ここはもう少し設計を改良した方がよいかもしれません。
1枚の側板に木ダボが16個なので32か所の穴を開けます。これを2枚。
ボール盤とかあれば楽なんですが、垂直に気を付けて深さも気を付けて開けるの大変でした。
側板に棚板の支えを付ける
1x1を自分でカットし、棚を載せるための支えを付けます。なお、つける前にダボ穴を開けておきます。ここは7mm~9mm程度の深さにします。厚みが19mmしかないため慎重に。
穴あけ後、側板へ35mmのスリムビスでビス止めします。見えにくい部分なのでビスです。
側板に棚板の支えをつける |
組み立て
各パーツはできたので組み立てします。
組み立て
側板の棚板支えにマーキングポンチをいれて、棚板の位置を合わせマーキングします。
マーキングをしたら、棚板にも8mm径で深さ8mm~10mmの穴を開けます。
次に木ダボを15㎜に切断し、棚板支えにボンドを塗った木ダボを入れて頭を6~8mmが出ているようにします。
これに棚板2枚をはめ込みんだ状態で、天板、底板、背板をスリムビス45㎜で止めます。
天板、底板、背板はビス止め |
一旦棚板を外してグラグラしないか確認します。
大丈夫そうです。
組み立てあがり |
埋木処理
天板と底板のビスだけは見えるので埋木処理します。
一度ビスを抜いて、8mm径の穴を5mm程度の深さで空けます。
再度ビスを打って
ボンドを付けた木ダボを打ち込みます。
Z ライフソークラフト 145を使ってはみ出ているダボを切り落とします。
このノコギリはアサリ(歯が外側に開いている幅)が無いため傷をつけにくい構造になっています。2つの板の段差を切りおとすときなんかにも便利です。
埋木処理完了 |
一度だけ、ビスを入れ忘れて木ダボで蓋をして埋木処理をしてしまい、焦りました・・・
完成!
完成しました。
ダボ継ぎが多いと、結構大変です。まっすぐ・正しい深さで、簡単に穴開けできればもうちょっと楽だと思いますが、限られた道具でやるのは大変ですね。でも、それがDIYかもしれません。
お値段以上な収納ケースを収めてみました。まぁいいんじゃないでしょうか?
もうちょっと簡単にできるように設計を工夫したいですね。
おわり
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