こんにちは。tsuboです。
この間、自作PCを組み替えましたが、CPU(Ryzen 5 3600)が熱いです。CPUクーラーにコンパクトなDEEPCOOL GAMMAXX C40 という製品を付けたのですが若干冷却不足な感じです。
少し温度を下げないと周辺の部品が劣化しそうです。対策を取ってみました。
改善策
改善前
DEEPCOOL GAMMAXX C40 |
この製品、9cmファンなので少しコンパクトにできています。ヒートパイプは4本です。
ファンはMAX2000回転くらいです。
この状態で、アイドル時は50℃後半。OCCTで負荷をかけると90℃くらいになります。
そんなにいつも負荷がかかるわけではないので、気にしなくても良いとは思いますが、
もう少し冷やした方が周辺の電子部品に良いので、ちょっとだけ手を入れました。
CPUクーラーの変更
冷えないんだったらCPUクーラーを替えるか。皆さん推しの虎徹Mark2とか。と考えましたがいきなり出費で解決するのはやめました。
では、12cmファンを無理やりつけて風量を上げるか。もしくは変換アダプタを使ってつけるか。
これで風量は上がりますが、ヒートシンクの面積は変わらないため、効果がどの程度なのか読めません。しかも12cmでPWM4pinのファンも変換アダプタも持ってないです。
ここで新たに購入するなら、CPUクーラーを替えた方がよさそうです。
うーん。
というわけで、悩んだ結果、Ryzen 5 3600付属のCPUクーラーからファンだけ取り出して、DEEPCOOL GAMMAXX C40のヒートシンクに取り付けてみます。
付属のCPUクーラーはMAX2700回転くらいと思いますので、多少うるさくなりますが、風量は上がると思います。
それと、PCケース底面についてた吸気用のファンを、天板に排気ファンとして移しました。
Ryzenに付属のファンを装着 |
結果こんな感じに
青い光は目で見る色と同じに撮れません。もうちょっと暗いです。 |
ファン回ってます |
結果として
これだけではそんなに温度は下がらず。
ですが、ファンの回転数上限が上がったため放熱に余裕ができたかと思います。
VCore電圧を下げる
Ryzen 5 3600は、OCで動作する際に電圧をモリモリするそうです。すると温度が上昇し、温度が上がりすぎるとサーマルスロットリングが働いて周波数を下げる動きをします。
この電圧を下げれば温度はあまり上がらないと思います。性能の上限も落ちるようですが。
そこで、M/BのBIOSで、VCoreの電圧を下げました。
このM/Bは定電圧設定がなく、オフセット設定をするようなので、オフセットをマイナス0.0625Vに設定しました。
このM/Bは定電圧設定がなく、オフセット設定をするようなので、オフセットをマイナス0.0625Vに設定しました。
この設定で私の環境では今のところ問題ないです。もう少し下げられるかも。
電圧をマイナスオフセット設定 |
改善結果
CPU温度の改善
アイドル時45~50℃前半。負荷をかけた状態で80~85℃くらいになりました。
5℃くらい落ちましたかね。
たぶん、CPUクーラーを替えないとこれ以上はダメな感じです。
部品の寿命を考えるとまだ温度下げたい気もしますね。
もう少し電圧落とすかな。
Cinebenchの結果
Cinebenchで負荷をかけたので、一応結果を載せておきます。
組み替え前と組み替え後で cinebench R20 を流した結果では
組み替え前(Core i5 4460) :1203
組み替え後(Ryzen 5 3600) :3492
組み替え前よりは速くなったので、とりあえずヨシとします。
おわり
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