今回ターゲットとなる箱(上)と今メインで使っている箱(下)
この上の方のスピーカー、やはり小さく作っただけあってちょっと物足りない。
もう少しちゃんとした箱に入れてみたくなりました。
改造の検討
現状のユニットとエンクロージャー
ユニットは秋月で以前購入した、F77G98-6。2個で300円です(もう売ってないみたい)
巣箱(エンクロージャー)はダイソーのMDFで作成して、リメイクシートを張ったものです。
もう一つ。ずいぶん昔に制作した Tang Band W3-528SBというユニットの箱があるので、こちらにF77G98-6を入れて、新しく作る箱には、このW3-528SBを入れようか…
ということで、ネットを徘徊していると、Robertoさんという方が、超小型TQWTのエンクロージャーの図面を公開されておりました。すごい。
(ご本人様に確認したところ、blogならリンク貼ってもOKとのご回答を頂いたのでリンクを貼らせていただきます)
TQWTというのは共鳴管型エンクロージャーというもので普通に作るとトールボーイのような背の高い大きなものになってしまいます。この共鳴管を折り曲げて小さなエンクロージャーにしたんですね。
確かに…
巣箱(エンクロージャー)はダイソーのMDFで作成して、リメイクシートを張ったものです。
もう一つ。ずいぶん昔に制作した Tang Band W3-528SBというユニットの箱があるので、こちらにF77G98-6を入れて、新しく作る箱には、このW3-528SBを入れようか…
W3-528SB
どんなスピーカーを作ろうか
さて、新しい箱をつくるにあたり
・置く場所は限られるので大きな箱は作れない。
・上記3つとも全部普通のバスレフ箱なので、なんか違ったものが作りたい。
(ご本人様に確認したところ、blogならリンク貼ってもOKとのご回答を頂いたのでリンクを貼らせていただきます)
TQWTというのは共鳴管型エンクロージャーというもので普通に作るとトールボーイのような背の高い大きなものになってしまいます。この共鳴管を折り曲げて小さなエンクロージャーにしたんですね。
これ作ることに決定!
色々検討した結果、ユニットは、F77G98-6で行くことにしました。
色々検討した結果、ユニットは、F77G98-6で行くことにしました。
W3-528SBは、ユニットの奥行があるため、上手く入りません。サブバッフルで前面の厚みを確保する必要がありそうなのでやめました。
エンクロージャーの設計
設計と材料の選定
今回はお手本どおりホームセンターで入手できるパイン集成材12mmを使います。
ただ、公開されている図面よりさらにもう少し小さく作りたかったので、
素人アレンジしてしまいました。これがどう影響するのかはさっぱり?です。
早速いつものとおり、もでりんV3で設計します。コイツのいいところは、
簡単につかえることと、木取り図が作成できることです。
※もでりんV3にはライセンスが必要ですが、今はだれでも登録すれば使えるもでりんクラウドもあります。
図面
木取り図
木取り図を作った結果、
- 100 × 910 × 12mm 4枚
- 250 × 910 × 12mm 1枚
でできそうです。(実は木目を考えると250 × 910 × 12mmは2枚にした方がよかったですが、この時点では気づかず…)
次に、これを組み立てるために、実寸の図面を書きます。
LibreOfficeのDrawというソフトを使って、グリッドを1mmや0.5mmに設定し、矩形や円をポチポチ配置します。あとは、寸法線というのを配置すると、何となく自分がわかる程度の図面を書くことができました。
図面
音道の長さを考えると、もう少し手前にユニットを配置する必要があるので、実際に作るときには、スピーカーユニットの穴をもう少し上にすると思います。
それと、Robertoさんから、「開口が狭いので吸音材の調整が大変かも」とのご指摘。確かに…
材料の購入
では、ホームセンターに材料を購入しに行きます。
板は幅100mmと書いてあってもぴったり100mmではないことがあります。
今回計ったものは100.5mm~102mmくらいまで幅があり、この幅は精度の高さが必要なため、できるだけ同じ幅のもの4枚選別しました。
また、板の両端で幅が若干違うものもあるので要注意です。
今回はカットもホームセンターでお願いしました。
・板の一番左は捨てのカットをして何となく直角を出してほしい
・同じ長さの部分は同じセットで切ってほしい
と伝えて、カットしてもらいました。
ユニットや、スピーカーターミナルは今の箱についているものを使いまわすので、これで材料はそろいました。
次回、製作編に続くかもしれません
0 件のコメント:
コメントを投稿