こんにちは。tsuboです。
以前から欲しいな。でも本格的なものは高価だしな。と思っていましたが・・・・
チープなやつがあったので、気が付いたらポチッてました。
そう! LCRメーターです。
いろいろ測定してみたので、簡単にレビューします。
LCRメーターとは
その名の通りインダクタ(L)や、コンデンサ(C)の容量を測るものです。あと、抵抗も測れます。
所謂テスターでは電圧、電流、抵抗値が測れますが、コンデンサやインダクタはあまり測れません。(機種によっては測れるものもあります)
LCRメーター BM4070
手が届く価格帯では秋月電子で販売しているDE-5000も高精度ということで気になったんですが、今回購入したのはこちらになります。
Amazonで\3,599-でした。
本体の大きさはこれくらい。秋月テスターと比べると結構大きいです。
まぁまぁの大きさ |
本体以外の付属品は、テストリード、ワニ口クリップ、収納ボーチ、電池(006P)です。
付属品(写真撮る前に電池はセットしちゃってます) |
ポーチと説明書 |
オートではないため測定レンジは対象に応じて切り替えます。
電源スイッチ、ホールドスイッチは、オルタネートボタン(一度押すと凹んでもう一度押すと戻るタイプ)になってます。アナログな感じですね。
電池ホルダの下のオレンジ色のケースの成型にもチープさが漂います。
リードやワニ口クリップを使わなくても、ここにプスッとさしても測定できます。これは便利です。
ここにプスッと |
液晶はこのように角度を付けて立てられます。
Amazonの説明文によると、精度はこんな感じのようです。
静電容量(C):200pF-2000uF、精度:±2.5%
インダクタンス(L):200uH-20H、高精度:±2.5%
抵抗(R):200Ω-20MΩ、精度±0.8%
マニュアルには日本語ページもあります(まだ読んでないけど)
日本語ページもあります |
お約束の彼の地で作られています |
色々測定してみよう
手持ちの部品を色々測定してみました。
他に精度の高い測定器や、校正した測定器を持っていないため測定値の差については、部品の精度なのか、本器の精度なのか不明です。
この結果を見て部品の精度の良し悪しを判断されませんよう、くれぐれもお願い致します。
コンデンサ
電解コンデンサ
47uF |
220uF 低ESR |
10uF |
220uF |
セラミックコンデンサ
セラミックコンデンサは苦手なのか、誤差が大きいのか・・・±10%のはずですが
1uF |
4.7uFのはずなんですが(秋月テスターでも計ってみました) |
100pF |
フィルムコンデンサ
0.47uF |
220pF |
0.22uF |
0.47uF |
コイル
空芯コイル
2wayスピーカーのネットワーク用に買ったコイルです。
いい感じです
0.9mH |
0.1mH |
0.22mH |
トロイダルコイル
470uH ±20% |
200uH |
マイクロインダクタ
秋月のインダクタ 4.7mH |
太陽誘電の通称アマガエル 2.2mH もうあまり手に入らない |
抵抗
抵抗値はたぶんこれで測らないので1つだけ。
56Ω |
まとめ
精度はどうなんでしょう。
一応、コイツ自体のコンデンサ、インダクタ測定精度:±2.5%ってありますし、概ねよさそうです。
セラミックコンデンサとトロイダルコイルはちゃんと測定できているのかわかりませんでしたが・・・
Amazonにカナダからのレビューが上がっており、Fluke 87Vという高い機器と本機器の比較が書いてありました。
それを読んでも、結構いいんじゃないかなと思います。
Youtubeにも海外のレビューがいくつかあるようですね。
ちょっと調べたいときや、手巻きコイルの実測などにも使えそうないいヤツです。
おわり
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